てんで的用法何者正確?
1. 最近、父は仕事のストレスがてんで溜まっているようで、いつもイライラしている。
2. 給料日前は、いつもお金がてんで不足していて、食事代にも困ってしまう。
3. 体の調子が昼すぎぐらいから、てんで悪くなってきた。
4. 10年前のガイドブックは旅先でてんで役に立たなかった。
①
最近、父は仕事のストレスがてんで溜まっているようで、いつもイライラしている。
②
給料日前は、いつもお金がてんで不足していて、食事代にも困ってしまう。
③
体の調子が昼すぎぐらいから、てんで悪くなってきた。
④
10年前のガイドブックは旅先でてんで役に立たなかった。
【詳解】
てんで/「全く~ない」。最初から、初めから全く~ないという状況を示す。 多くの場合侮蔑の意味を伴う。
1. 最近、父は仕事のストレスがてんで溜まっているようで、いつもイライラしている。
- とても、非常に/後節が否定文ではないので「てんで」は不可。
2. 給料日前は、いつもお金がてんで不足していて、食事代にも困ってしまう。
- とても、全く/「お金がてんでなくて」「てんで足りなくて」などの否定なら可。
3. 体の調子が昼すぎぐらいから、てんで悪くなってきた。
- 次第に、とても/「途中から~」の意味合いで「てんで」は不可。