日本で「ビジネスの基本」としてよく用いられる「ほう・れん・そう」とは何ですか。
日本で「ビジネスの基本」としてよく用いられる「ほう・れん・そう」とは何ですか。
① |
法律(ほうりつ)・連携(れんけい)・創造(そうぞう)の略語 |
② |
報告(ほうこく)・連絡(れんらく)・相談(そうだん)の略語 |
③ |
報告(ほうこく)・連携(れんけい)・想像(そうぞう)の略語 |
【詳解】
報・連・相(ほう・れん・そう)は、「報告・連絡・相談」を野菜の 「ほうれん草」と掛けて覚えやすくした略語です。 「仕事の基本」として、よく用いられます。 具体的には、
報告:上司や関係者に業務状況を報告すること。
連絡:業務の決定事項を関係者に連絡・シェアすること。
相談:業務で困っていることや迷っていることについて、(上司・同僚などの)関係者に相談して解決すること。
報・連・相を徹底することにより、関係者とのコミュニケーション が増え、業務のトラブルを防ぎ、生産性や品質を上げる等の効果が 期待できます。 ただ、報・連・相が一般に広まったのは1980年代半ばで、既に40年ほど 経過しました。現在でも報・連・相が日本の「仕事の基本」である ことに変わりはありませんが、
①報告・連絡・相談に時間がかかり、不効率。
②何でも報告・連絡・相談を経るため、迅速な意思決定ができない。
など、時代に合わないとも指摘されています。今後、今の時代にマッチした新たな「仕事の基本」が生まれるかも しれませんね。